システム開発体験プログラムV字プロセスを一通り体験してみよう/6時間×2日もしくは3日間

商品企画・開発における特許の活用法

こんな課題に対する研修です

システム開発とは何かを全く知らない人が、V字プロセスに沿ったシステム開発の流れを理解できるようになります。システム開発=プログラミングと考えがちですが、プログラミングはシステム開発の一工程であるということを認識し、どんなシステムを作るかを決める要件定義、どのようにプログラムを考える設計、そして、プログラミング、開発したプログラムを確認するテスト工程と体験することで、多くの工程からシステム開発がされていることを認識できるようになります。
また、この研修を通して、プログラミングの能力だけでなく、コミュニケーション能力や文章力などいろいろなビジネススキル、人間力が大事であるかということも認識でき、自ら学習する動機付けとなります。

対象者

システム開発にこれから従事する人、システムの企画や発注をする人

研修の期待される効果

デフォルト画像

・システム開発とは何かがわからない。
・プログラミングだけできれば、システムはできるという思い込み。
・システム開発におけるコミュニケーション能力などの人間力を軽く見る。

デフォルト画像

・システム開発の流れがわかる。
・プログラミングはシステム開発の一工程であり、要件定義やテストなどの工程も工数がかかるということがわかる。
・システム開発において、コミュニケーション能力や進捗管理などの人間力、基本的なビジネススキルが大事であると認識する。

研修プログラム例

1.V字プロセス
・システム開発の流れについて理解できる。
【内容】
V字プロセスについての説明

2.Python基礎講座
・プログラミングの基本構造である順次、分岐、繰り返しについて理解する。
・Pythonで、順次、分岐、繰り返しをどのように書くかを学習する。
【内容】
オリジナルテキストを使い、写経と簡単な演習を行う。

3.要件定義
・要件定義工程は、新しいシステムの基本的な開発方針や概要を調査・分析し、お客様の要求に基づいてシステムによって実現する範囲と実現すべき機能を検討・決定する工程である。
・業務に密着した内容を検討するため、お客様に積極的に関与していただいて作業を進めることが重要である。
【内容】
要件定義書を作成する上でのフォーマットを用意し、仮想の顧客課題について、要件定義書を作成する。

4.設計工程
・設計工程は、基本設計と詳細設計に別れ、それぞれ、どのような目的で行うかを理解する。
・基本設計は、要件定義工程の成果物をもとに、 お客様の視点からシステムの仕様を定義する外部設計を行う。
・詳細設計は、基本設計後、開発者の視点からシステムの仕様を定義する内部設計を行う。実装方法を考慮して、作成する。
【内容】
基本設計書、詳細設計書のフォーマットを用意し、要件定義工程の成果物を元に基本設計書、基本設計書を元に詳細設計書を作成する。

5.実装工程
・プログラムを書く工程である。
【内容】
Python基礎講座で学習した内容を使い、詳細設計書通りにプログラムを書く工程である。

6.テスト工程
・実装工程に対する単体テスト工程、設計に対する結合テスト工程とテスト工程は、開発工程の逆にたどりながらテストをする工程である。
・テスト工程は、まず、テスト仕様書を作成し、データなどの準備をし、テストをする。
【内容】
テスト仕様書のフォーマットを用意し、設計書に沿って、テスト仕様書を作成し、テストを実施する。

▼研修のウリ!
・2日や3日間と短期間でシステム開発工程を体験できること。
・従来の研修だと、プログラミングを1,2ヶ月間学んで、システム開発演習だったが、この研修では、ひとまず、システム開発の全体像をつかめること。
・システム開発にどのような能力が必要かを体験できること。

お客様の声

大学で情報工学を学んでいましたが、システム開発は、プログラミング以外にもやることが多いことに気づけました。プログラミングの能力だけでなく、リーダーシップやコミュニケーション能力、文章を作成する能力なども今後伸ばしていきたいと思います。一人前のSEへの道は険しいと感じました。(某SIerのインターンシップ参加した情報工学系の学生より)

インターンシッププログラムとして、システム開発体験プログラムを実施して頂きました。ほぼ、2日間、学生さんがシステム開発をしている中で、いろいろな個性が出てきて、この後の採用に大いに役に立ちそうと感じています。文系の学部の学生さんでも事前にプログラミングの学習をしてきたりと意欲の高さが見えた学生さんもいました。(某SIerの人事部採用担当より)

講師からのメッセージ

大越 肇

HAJIME OKOSHI大越 肇

DX推進が叫ばれ、DX人材の育成の重要性が広く認識されているかと思います。ただ、何から手をつけていいのかわからないという方も多いかと思います。この研修では、課題を明確にし、それをITで解決へ導いていくプロセスを楽しめることができます。今まで受講された方を見ても、とてもぐったりとはしますが、充実感が見られます。
今後、何を学ぶべきかを明らかにし、自ら学習する内容を選択していく上での動機付けにもなるかと思います。

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