成果を挙げるために必要な能力は、目標設定能力・問題解決能力・コミュニケーション能力・リーダーシップ能力・自己管理能力ですが、これらは生まれつきのものではなく、技術の習得により向上することが出来ます。これらの課題をレジリエンスの基礎を学ぶことにより、それぞれに必要な心の力を高めて行き、精神的柔軟性や心の回復力を養うことができ、対人対応力やモチベーションを上げ、生産性も上げていくことに繋がります。
社会の変化とともに営業も従来のようなカリスマ性やテクニックに頼ったものではなく、お客様に寄り添ったアドバイスをしていき信頼を幅広く得ることが大切です。お客さまのニーズは多様です。そのためのマインドを高め様々な金融知識を持ち、キャリアアップしていこうと思う心の力いついて学ぶことは、部下の育成にも役に立ちます。

営業所長

１．レジリエンスについて学ぶ
レジリエンスは誰もが持っており、鍛えることが出来る力であること。個人差があることなど基礎を知る。
＜内容＞
レジリエンスカーブという図で理解する。また、心の力を竹や起き上がりこぼしなど事例を上げてイメージを膨らます。

２．社会の変化
なぜ今レジリエンスが注目されているのかを社会情勢から考える。金融商品や保険の役割を世界情勢も合わせて考える機会を作り、自分の強みを発見、または持てるようになる商品の多様化。
＜内容＞
社会情勢については企業でのメンタルヘルスのデータやZ世代について、デジタル化や多様性などVUCAについても触れる。
金融商品、投資についても触れ幅広い知識が必要であることの意味を知る。

３．レジリエンスの5つの力について解説
「自己効力感」「自尊心」「感情調節」「楽観性」「人間関係」について学ぶ。
これら5つの力について役割を知り、高める方法をワークを通じて体感する。自分だけでなく、部下や家族にも効果的に使えることも学ぶ。
＜内容＞
「自己効力感」については強みの発見や失敗からの分析についても触れ、日常のよくある問題や課題の解決についても考える時間をとる。
「感情調節」についてはとらえ方に気づき、ABC理論を活用して実際に自分のクセに気づく実践をする。
その他、対象により事例を用い、ワークを変えて動きのある内容にしている。

４．まとめ・感想
PRP呼吸法でセロトニン分泌を促し終了。
研修の最後にPRP呼吸法で整う。

▼研修のウリ！
コロナ以降、急速なデジタル化とコミュニケーションが取り辛い環境に、仕事についての悩みや将来の不安も多く抱えている人も多いと思われます。その気持ちを払拭していくマインドの構築を目指します。どのようにとらえ方を変えて行動に移せばいいのかを自ら考え答えを出していく研修です。ワークを通して、限られた範囲からより多くの違う考え方を共有することで、精神的柔軟性や部下やお客様との寄り添い方にも変化をもたらします。