リスクマネジメントによる損失防止対策― 想定外を「起こさない・拡大させない」ための実践型リスクマネジメント ―/6 時間 × 1 日(4 時間〜1 日など短縮版も可)

リスクマネジメント研修

こんな課題に対する研修です

事故・トラブル・情報漏洩・クレーム・炎上など、企業を取り巻くリスクは年々複雑化しています。
多くの企業では、ルールやマニュアルを整備し、注意喚起も行っていますが、それでもなお、「想定外の損失」が繰り返し発生しているのが実情です。その背景には、リスクマネジメントが属人的な注意力に依存し、組織の仕組みとして機能していないという問題があります。
本研修では、リスクを「個人の注意」ではなく組織で管理し、行動につなげるための実務直結型リスクマネジメントを講義とワークを通じて学びます。

対象者

管理職(部長・課長・係長クラス)

研修の期待される効果

デフォルト画像

・リスクの重要性は理解しているが、現場で活かされていない
・トラブルが起きてから対応を考えている
・リスクの優先順位が曖昧で、対応が後手に回る
・現場からリスク情報が上がってこない

デフォルト画像

・リスクを事前に洗い出し、優先順位をつけられるようになる
・被害を未然に防ぐ、または最小限に抑える判断ができる
・リスクを共有し、組織で対応する文化が醸成される
・初動対応のスピードと質が向上する

研修プログラム例

1.リスクマネジメントとは
リスクとリスクマネジメントの基本的な考え方を理解します。
【内容】
・リスクとは何か、リスクマネジメントとは何か
・リスクに対する心構え(リスクは起きるという前提)
・よくないリスクマネジメントの例
・リスクマネジメントの基本プロセス
・情報漏洩、為替変動などのケース紹介

2.リスク分析手法
リスクを洗い出し、分類・評価し、優先順位をつける力を養います。
【内容】
・VUCA時代におけるリスクの考え方
・二つのリスクマネジメント
・リスクの洗い出し演習
・リスクの大きさと対応の考え方
・影響度×発生確率による評価
・リスク対応方針(回避・低減・移転・保有)の検討

3.リスクの原因分析
得られる効果(学べること)
リスクの背景や構造を理解し、再発防止につなげます。
【内容】
・リスク分析の基本手法
・MECE(モレ・ダブりのない整理)の考え方
・原因を構造的に捉える視点

4.リスク情報が上がるマネジメント
現場のリスクを早期に把握できる仕組みづくりを学びます。
【内容】
・リスク情報が上がらない組織の特徴
・評価と優先順位付けの再確認
・ケース演習(契約書を軽視したことによるトラブル)
・WBSの考え方とリスク管理シートの活用

▼研修のウリ!
知識インプットと直後のワークを交互に配置し、「わかる」を「できる」に変える体験学習を重視しています。
講義は必要最小限に留め、演習・ワークを最大限取り入れた実践型研修です。

お客様の声

「リスク管理というと堅いイメージがありましたが、実際の事例やワークが多く、自分たちの業務にそのまま当てはめて考えることができました。起きてから考える”状態から、“事前に備える”意識へと大きく変わったと感じています。」

「これまで属人的になっていたリスク対応を、組織としてどう仕組み化すればよいのかが明確になりました。管理職としての判断軸が整理され、トラブル発生時の初動対応にも自信が持てるようになりました。」

講師からのメッセージ

鹿野 博之

HIROYUKI KANO鹿野 博之

リスクマネジメントは、注意力や精神論で乗り切るものではありません。

本研修では、リスクを正しく捉え、優先順位をつけ、組織として被害を防ぎ、拡大させないための実務に直結する考え方と行動をお伝えします。
日々の業務にすぐ活かせる研修として、ぜひご活用ください。

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