地震対応ワークショップ研修(医療機関向け)地震発生時の行動と準備の検討からその計画策定までを一気に!/4時間程度

親の介護が始まる前に

こんな課題に対する研修です

首都直下地震や南海トラフ地震は、今後30年以内に70%以上の確率で発生すると言われています。これらの地震が発生すると、甚大な被害が発生することが予想されます。また能登半島地震のように直下型地震は全国どこでも発生する可能性があります。
本ワークショップは、このような大地震が発生した場合に、病院にどのようなことが起こるか、どう行動したらいいか、事前にどんな準備をしておけばいいか、家族との連絡はどうしたらよいか、などについて、職員の皆さんがワークショップ形式で討議し、防災面での課題と対策を明確にしたうえで、今後に活かせる行動マニュアル等を作成することを目的に行います。
また、その計画に基づいて、実際に行動してみて計画を検証し、改善のヒントを得るところまでを行います。

対象者

病院・クリニックの院長、医師、看護師、事務職員

研修の期待される効果

デフォルト画像

・地震発生時に何が起こるか、想像することができない。
・地震発生時に、何をすればいいかわからない。
・地震発生に備えて、何を準備しておけばいいかわからない。
・家族との連絡をどのようにしたらいいかわからない。

デフォルト画像

・地震発生時に何が起こるか、イメージすることができるようになる。
・地震発生時に、何をすればいいか、行動計画が出来上がる。
・地震発生に備えて、何を準備しておけば、事前準備のリストが出来上がる。
・家族との連絡をどのようにしたらいいか、わかるようになる。

研修プログラム例

1.オリエンテーション
自己紹介など、リラックスした雰囲気で進めていきます。内閣府の動画も見ていただき地震の基本情報を解説します。
【内容】
・自己紹介、アイスブレーキング
・首都直下地震の概要(含む動画)

2.ワーク①院内の被害を想像してみましょう
大地震が発生した場合、病院内がどういう状況になるか、話し合いにより具体的なイメージを共有していただきます。解説では、室内の揺れの状況の動画(防災科研)も紹介します。
【内容】
・ワークシート①の説明 3分
・グループ討議 20分
・解説     7分

3.ワーク②発生後にやるべきことを考えてみましょう
患者さんの安全確保、避難誘導の方法など具体的な行動を話し合っていただきます。解説で基本的対応を紹介します。
【内容】
・ワークシート②の説明 3分
・グループ討議 20分
・解説     7分

4.ワーク③事前に用意しておくべきものを考えてみましょう
ワーク②の議論を踏まえ、事前に用意しておくべきものを話し合っていただきます。解説では、基本的な備蓄品の内容や活用方法を紹介します。
【内容】
・ワークシート③の説明 3分
・グループ討議 20分
・解説     7分

5.ワーク④家族の安否を確認する方法を考えてみましょう
お子さんなど大切な家族と離れ離れになった場合、どのように行動すればいいかなどを話し合っていただきます。解説では東日本大震災の際の対応事例などを紹介します。
【内容】
・ワークシート④の説明 3分
・グループ討議 20分
・解説     7分

6.ワーク⑤行動マニュアルおよび事前準備リストを作成してみましょう
これまでの議論の内容を、時系列のアクションリストと事前対策リストにまとめていきます。適宜アドバイスしていき、作成を支援します。
【内容】
・ワークシート⑤の説明 3分
・グループ討議 20分
・解説     7分

7.ワーク⑥初動対応をやってみましょう
ワーク⑤で作成したマニュアルに基づいて、実際に行動してみます。新たな気づきも得られます。
【内容】
・ワークシート⑥の実践 20分
・検証          5分
(うまくいかなかったことの改善)

8.まとめと振り返り
一日を振り返り、講師から関連情報の提供を行います。参加者の皆さんから、感想や今後の課題などについてご意見を伺います。
【内容】
・振り返り(感想、今後の課題)
・参考情報:(例)消防計画、BCP

▼研修のウリ!
・インタラクティブな形式:参加者同士の意見交換やディスカッションを重視し、実践的なスキルを身につける。
・具体的なイメージトレーニング:地震発生時のシミュレーション動画を活用しイメージの明確化を図る。
・講師からのレクチャー:講師のコンサルティングの知見に基づくレクチャーやアドバイスから、多くの気づきを得る。
・ワークショップ終了後には、地震対応の行動マニュアルや事前準備のリストが完成しています。

お客様の声

大地震が起きた場合のことを今までよりはっきりと想像することができるようになりました。
普段の活動の中でも緊急時に備えておくべきであることが理解できました。
実際に災害があった時にはこのような対応になるのかが理解でき有意義でした。
地震に対する対策や発生した場合の対処法等について考えるいい機会になりました。
1年に1回はやるべきかと(間違いなく地震はやってくるので)。

講師からのメッセージ

坂本 憲幸

NORIYUKI SAKAMOTO坂本 憲幸

私は、前職のコンサルティング会社で、札幌、名古屋、千葉、岐阜、宮崎などの国立大学付属病院や、東京都の一般病院のBCP策定コンサルティングを多数行ってまいりました。また、東京都からの委託により、医療機関のBCPガイドラインを策定いたしました。さらに全日本病院協会の災害シミュレーションワークショップの講師を毎年実施してまいりました。それらの経験を活かして、このワークショップを行います。

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