自立型問題解決法解決できない問題がなくなる、最強の問題解決法/4時間が目安ですが、増減可能です

こんな課題に対する研修です
問題解決は、その問題をどうとらえるか、によって全く変わってきます。問題を「ピンチ」と捉え、「他の人のせい」と他責にし、「上司が〇〇する」「他部署が〇〇する」という解決策に期待してしまうと、問題は永遠に解決しません。この思考が、多くの企業で問題を多発させている原因です。
本研修では、問題解決方法の前に、問題をどうとらえるか、という自立型姿勢での捉え方を学びます。
全ての問題は、それを「チャンス」と捉え、自分に期待し、自分の出番にする姿勢があって初めて、行動でき、解決につながります。その姿勢と考え方を理解し、実際に問題解決手法を考えることを通じて、自立型の問題解決ができるようにする研修です。そのため、問題解決法と銘打ってはいますが、管理職やリーダー層の主体性や自責を促す研修でもあります。
対象者
管理職・リーダー層
研修の期待される効果

・依存型人材である
・マイナス思考、他責意識が強い
・視野が狭く、自分の任された範囲のことだけをやっていればOKと思っている
・上司のせい、会社のせい、部下のせいにしてしまっている
・問題はその当事者が解決すればよいと思っている

・物事をプラス受信するコツを身につけている
・プラス受信することで、可能性が大きく広がることを体感している
・物事を他責ではなく自己原因で考えることができるようになる
・自分の仕事上の問題について、解決のための行動案を複数決めることができている
・自立型問題解決法を身につけ、どんな問題でも自分の出番にして解決方法を考えられるようになる
研修プログラム例
「全てが自分次第であり、環境に影響を受けない」自立型人材と、「全てが環境条件によって変わり、振り回される」依存型人材の特徴を学びます。自立型人材であるのは困難ではあるが、より人生の充実も得られるのだと理解します。
<内容>
・自立型人材と依存型人材
・人間の2大欲求
・楽をしようとするほど人生は難しくなり、楽しもうとするほど人生は充実し楽しくなる
■プラス受信 ~物事をプラスにとらえる~
自立型の入り口であって、最も大事なポイントである「プラス受信」について学びます。全ての出来事は、前向きに考えればチャンスとなり、後ろ向きに考えればピンチとなります。つまり、物事のとらえ方は意思である、ということをワークを通して体感します。
<内容>
・プラス受信の3原則:客観的・好意的・機械的
・ワーク「これは何のチャンスでしょう?」(個人ワーク→チームシェア)
・やり方に依存すると、依存型になる
■自己責任〜真の原因は、自分自身にあると考える〜
人や環境のせいにすると、人や環境を変えようとして、「要求」「命令」になります。一方、自分に原因を探すと、自分の出番が見つかります。自分がいかに他責にしていたかを、ワークを通じて体感します。
<内容>
・自分の出番のきっかけをつくる
・原因は自分の都合で作れてしまう
・ワーク「自責と他責」(個人ワーク→チームシェア)
■自己依存〜他人に期待せず、自分自身に期待する〜
他人や環境に期待することが増えると、そうでないことが不満や不安になります。他人と環境は思い通りにならないからです。しかし、思い通りになることがあります。それは、自分と未来です。自分がどうしたいか?という発想を常に持つことを学びます。
<内容>
・あるタクシー運転手さんの話
・依存型の発想と自立型の発想
・不満を言う思考体系
・自分が「どんな会社にしたいか」
■自立型問題解決法
これまでの学びを統合して、全ての問題が解決出来るようになる、「自立型問題解決法」を実践します。自分がいま悩んでいることを用いて、プラス受信し、自分に原因があると考え、自分を出番にした解決手段を30個以上書き出してみます。これをやると、「どんな問題も解決出来る!」と思えるようになります。
<内容>
・実践!自立型問題解決法(個人ワーク)
・チームシェア&アイディア出し(グループワーク)
・振り返り
▼研修のウリ!
前半は、自立型の5つの姿勢を、講義→個人ワーク→グループシェアを短いサイクルで繰り返すことで、体感しながら学びます。後半は、その集大成として、自分が実際に解決したい仕事上の課題について、自立型問題解決ワークシートに沿って記載し、解決策を考えます。その後、グループで一人ずつ自分のワークシート内容を発表し、メンバーから様々な解決策のアイディアをもらいます。「解決できない問題はないと分かった!」と言っていただくことができる研修です。
お客様の声
・実際の問題解決を、仲間の力を借りながらやれたのがとても良かったです。自分ではこれしかできない、と思っていたものが、仲間と一緒に考えることで、自分では思いつかないようなアイディアを沢山もらいました。
また、自立型の5つの姿勢を通して、自分を省みることができました。部下の依存型を自立型に変えるために、自らが見本を見せていくことが重要だと感じました。
講師からのメッセージ

TOMOMI KURAISHI倉石 友美
問題解決法という、多くの管理職が手に入れたいスキルの研修のようでいて、マインドセットにつながる研修です。問題解決をしたいと思った時に、その手法ばかりを勉強しても、実は問題は解決しません。スキル以前に、問題をどうとらえるか?自分が、どのようにその問題に向き合うか?という姿勢次第で、その問題が解決するかどうかは9割がた決まってしまいます。本研修を通じて、自ら行動し、問題が解決できる人材を増やしていくことができれば、と思っています。
この講師の詳細ページへこの研修について問い合わせる