問題解決力向上研修ビジョン型アプローチで「問題を解決せず、問題を解決する」!?/4時間程度ですが、増減可能です

こんな課題に対する研修です
大きな問題があるのに、様々な人や部署、原因が絡みあって、解決の糸口がつかめない…。企業で起こる多くの問題は、原因を見つけて解決すればいいという単純なものではなくなってきています。様々な要因が絡み合っているため、一つひとつの原因をつぶしていっても、モグラたたきのように問題が出てきてしまいます。そのような中にいると「どうせ変わらない」「上司が悪い」「言っても仕方ない」と、他責思考や諦め思考になり、問題が硬直化してしまいます。
本研修では、「ビジョン型アプローチ」という問題解決手法を学び、チームメンバーとアイディアを出し合いながら、1人1枚の改善提案書を書き上げます。
これを通じて、「自分にもやれることがある」「解決できる」という手ごたえを得ることができ、実際の問題解決や企業風土の改善につなげることができます。
対象者
若手~リーダークラス
研修の期待される効果

・問題に対して「〇〇が悪い」という他責になってしまう
・どうせ変えることはできない、と諦めている
・問題を目の前にしても思考がフリーズしてしまう
・問題解決法を学んだことがなく、イメージが沸かない

・1人1枚の改善提案書を作ることができる
・原因追究型アプローチとビジョン型アプローチの違いを理解する
・ビジョン型アプローチをベースにした問題解決の方法が分かる
・ワークを通じて互いの問題解決のアドバイスをしあうことで、受講生同士の気づきと結束が生まれる
・変えられるもの(自分と行動)にフォーカスできる
研修プログラム例
通常行われている「原因追究型アプローチ」と、今回学ぶ「ビジョン型アプローチ」の両方を用いて、身近な問題解決を考えていただきます。ビジョン型アプローチを用いることで、より実践的な問題解決策が浮かぶことを体感していただきます。
<内容>
・身近な問題の解決策を考えよう(個人ワーク→チームシェア)
・ビジョン型アプローチで解決策を考えよう(個人ワーク→チームシェア)
■ビジョン型アプローチとは
ビジョン型アプローチについて解説し、どのような場合にこのアプローチが向いているかを、事例を交えながら説明します。
その後、ビジョン型アプローチで問題を解決するステップを説明します。
<内容>
・ビジョン型アプローチとは
・原因追求型アプローチとの違い
・ケーススタディ
■ビジョン型アプローチ実践ワーク
自分が解決したい職場の課題を設定し、それに対する解決策を実際に考えていただきます。
<内容>
・実践ワーク(個人ワーク)
・解決策をたくさん考えるために自分に対して問いかける質問
・チームシェア&相互にアイディア出し
■改善提案書へのステップワーク
理想の状態に変化させるために、解決策を時系列に並べ、それぞれに対する行動(アクション)と日付を明確にしていきます。
<内容>
・ステップワーク(個人ワーク)
・変えられるものと変えられないもの
・チームシェア&相互にアドバイス
・改善提案書に向けたチェックポイント
■改善提案書作成ワーク
最後に改善提案書に落とし込みます。作成した改善提案書は、当日または後日、提出していただき、その後、実践のフォローアップをしていただきます(ご希望があればフォローアップ研修を実施します)。
<内容>
・改善提案書作成ワーク(個人ワーク)
・相互に発表&感想シェア
・振り返り&気付きのシェア
▼研修のウリ!
本研修では、問題解決研修でよくある、原因追究型アプローチ(原因を深掘りする)やロジックツリーは用いません。
あるべき姿(ビジョン)を描き、そのためのステップを明確にし、自分の変えられるものに着目して改善提案書を書くという点が特徴です。研修中に何度もグループでシェアし、相互に改善案のアイディアを出し合うことで、ブラッシュアップした改善提案書が研修時間中に仕上がる構成にしています。
お客様の声
・私が解決したいと思ったテーマは、難しい内容なので、解決策が出てくるかどうか不安でした。でも、研修の中で学んだ方法で進めていくと、自然と解決策がいくつも浮かび、不思議と改善提案書を書き上げることができました。また、チームメンバーとアイディアを出し合いながら進めることで、違った視点を得ることができ、これまで凝り固まっていた見方をほぐすことができました。
講師からのメッセージ

TOMOMI KURAISHI倉石 友美
ワークやチームシェアの時間が多く、能動的に学ぶことができる研修です。ロジカルシンキングのような小難しさが少ないので、若手対象でも実施することができ、「楽しかった」という声も多くいただきます。改善提案書という成果物も出来上がるため、受講者本人にとっても、上司や人事の方にとっても、満足度の高い研修です。研修後に自部署に戻って、改善を実践したり、学んだ考え方について周囲のメンバーにシェアしたりと、研修後につながったという声も多くいただいています。
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