クリティカルシンキング~情報や物事の本質を見抜く力を養う~(1日:7時間)

こんな課題に対する研修です
■研修のねらい
①クリティカルシンキングの基礎的な考え方を習得する。
②物事をありのまま受け入れるのではなく、現状を「疑う力」を身に付ける。
■研修のポイント
①クリティカルシンキングの基本的な考え方や基本姿勢を理解し、身につけるメリットを知る。
②思考力を鍛えるための、論理性、中立性や前提や思い込みなどの重要な要素について考える。
③クリティカルシンキング実践のステップを学び、それに沿って考える演習を行う。
対象者
若手社員~管理職/経営者
研修の期待される効果

・何事においてもすんなりと受け入れてしまう。情報をうのみにしてしまう。
・前例や固定観念に縛られて、新しい仕事の仕方や考え方を生み出すことができない。
・自分自身の仕事の進め方がマンネリ化している。組織の仕事のムダを発見することができない。

・何事においてもすんなりと受け入れるのではなく、「本当にそうなのか」「これでいいのか」と一歩立ち止まり、疑うことができるようになる。
・前例や固定観念に縛られることなく、多面的に物事を見ることができるようになり、新しい仕事の仕方や考え方を生み出すことができるようになる。
・疑う姿勢が身につくことにより、自分自身の仕事の進め方や組織の仕事のムダを発見し、それをなくすような取り組み・行動に貢献できるようになる。
研修プログラム例
(1)クリティカルシンキングとは
①クリティカル・シンキングの定義
②クリティカル・シンキングを意識する目的と重要性
③クリティカルシンキングを使うメリット
【演習】担当業務やビジネス以外の日常場面で考えてみる
(2)クリティカルシンキングの3つの基本姿勢
①目的は何かを常に意識する
②思考の癖がある事を前提に考える
③問い続ける
(3)問題解決のための3つの思考法
①ロジカルシンキング、ラテラルシンキング、クリティカルシンキング
②3つの思考法の特徴
2.クリティカルシンキングの3つの要素
(1)論理性
【演習】主張へのプロセスを根拠を持ってつなげる
(2)中立を保つ姿勢
【演習】メリット、デメリットを考える
(3)前提や思い込みを把握する
【演習】思い込みに気づく
3.クリティカルシンキングの実践
(1)疑ってみる
①常識・前提 ②構造・思考の深さ ③因果関係 ④思考の幅 ⑤先入観
【演習】ケースをもとに「疑う」訓練を行う
(2)他の視点から物事をとらえてみる
(3)新しい主張・見解を出してみる
4.総合演習【演習】
5.1日の振り返り【演習】
ワーク紹介
・クリティカルシンキングの実践、「疑ってみる」の演習は、ケースをもとに個人ワークを行い、次に、グループワークで他の参加者と意見交換することで、さまざまな視点や考え方に触れます。さらに自分の業務に置き換えて「疑うべきこと」を考えます。
お客様の声
・お客様からの申し出をうのみにせずに疑問を持つこと、そして質問することを実践していきたいと思います。
・時々、事例(経験談)を交えて話してくださったので、説得力がありました。
・自分の主観や感情にとらわれず、多角的な見方を持ち、相手が望む内容に応えられるように業務にあたります。
・前提をしっかりと理解した上で、「なぜ」を意識していきたい。
講師からのメッセージ
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MASAKAZU IMANISHI今西 正和
グローバル化が進み、様々な情報が飛び交い、常に変化が起こり続けている時代においては、素早く的確な判断をすることが求められます。そうした中、クリティカルシンキングは重要なビジネススキルとして、多くの企業(主に海外)に認識されています。クリティカルシンキングとは、子供のように「なぜ?」「どうして?」「本当に?」 といった物事の本質を問う視点を持ち続けることを指します。本研修では、クリティカル・シンキングを身につけるメリット、基本姿勢、ポイントを理解した上で、実践的なケースをもとに演習に取り組み、クリティカルシンキングを体験しながら学びます。
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