ビジネスマナー研修周囲から好かれる社員になるためのビジネスマナーとコミュニケーションスキル/1日(短縮版あります)

こんな課題に対する研修です
学生気分が抜けず、与えられたことだけやればいいという、指示待ちになっている新入社員。コロナ禍でのテレワークの影響により、ビジネスマナーを教わる機会も少なくなっている。また、同期の新入社員との交流もZOOM、SNS等がメインになり、同期間でも敬語を使われるほど、関係構築が難しくなってきている。そのため今後社会人として働いていく上での基礎となる考え方と立ち居振る舞い、周囲と関係構築するためのコミュニケーションスキルを、楽しく仲間と交流を深めながら研修の場を通して学んでいく必要があると推測されます。
今回の研修では、企業の一員として上位概念を体現する考え方と社会人基礎力の習得を大目的として、必要な立ち居振る舞いを身に付け、必要な目配り、気配り、心配り、コミュニケーションスキルを学ぶことで、周囲から好感を持たれる人材になることを目的としています。
対象者
新入社員 入社3年未満
研修の期待される効果

学生気分が抜けず、与えられたことだけやればいいという、指示待ちになっている。
ビジネスマナーに対して、表面的に取り繕うことが出来ればいいと思っている
周囲の状況が見えず、目の前の業務に追われている。
テレワークが増えてきたことで、先輩だけでなく同期との会話量も少なく周囲との関係構築が出来ていない。
SNSでのコミュニケーションには慣れているが、対面でのコミュニケーションをとることに苦手意識がある。

学生と社会人の違いを理解し、働くことに必要な目配り、気配り、心配りが意識できるようになっている。
主体的に動くために必要な考え方、意識するポイントを理解できている。
ビジネスマナーの実践の心構えを理解し、相手の状況、情況を観察できるようになっている。
周囲と関係構築するために必要なコミュニケーションスキルを理解し、ワークで体験できている。
ワークを通して、メンバーと打ち解けることが出来ている。
研修プログラム例
(1)社会人と学生の違い
(2)自社の上位概念の目指すもの
社会人と学生の違いを学ぶことで、学生気分からのリセットをする。
社会人に求められることを自分で考え、学ぶことで、自分の行動に責任を持つことを自覚させる。社会人として、関係構築力と業務遂行力がすべての土台であることを学ぶ。
自社の経営理念を噛み砕いて他者に紹介することで、経営理念を自分の言葉で落とし込む。
QFTワークワークをとして、経営理念の言葉の一言一言に対しての理解を深める。
<内容>
(1)社会人と学生の違い
①社会人と学生の違いとは
(・個人記載・グループワーク)
②社会人に求められること(GW)
③社会人として求められる能力
(2)自社の上位概念の目指すもの
①経営理念を説明してみよう(GW)
②QFTワーク(GW)
■ビジネスマナーを身に付ける
(1)ビジネスマナーとは
(2)身だしなみと立ち居振る舞い
(3)敬語
誰のために、何のために働くか、という観点から、ビジネスマンーが他者に対しての思いやりであることを理解する。そのために三配りを意識していくことが、社会人として成果を上げていく土台になっていることを理解する。
社会人に必要なみだしなみを知り、相手に不快感を与えない立ち居振る舞いを身に付ける。
社会人として恥ずかしくない敬語の使い方を身に付けることで、自信を持って周囲と向き合えるようにする。
<内容>
(1)ビジネスマナーとは
①働くということ(GW)
②モラルとマナーとルール
②働くために必要な三配り
(2)身だしなみと立ち居振る舞い
①身だしなみとおしゃれの違い
②挨拶(GW)
③お辞儀(GW)
(3)敬語
①正しい敬語を使う効果(GW)
②敬語の種類
③よく使う敬語
■訪問・来客対応
(1)名刺交換
(2)訪問対応
(3)来客対応
名刺と名刺入れに対しての考え方、名刺交換の所作の意味を知り、実際に練習することで、社会人としての基本となる名刺交換を身に付ける。
お客様に対して目配り、気配り、心配りすることが出来るようになるために、訪問時、来客時における立ち居振る舞いの一つ一つの所作の意味を理解し、社会人としての訪問、来客マナーを身に付ける。
<内容>
(1)名刺交換
①名刺と名刺入れの取り扱い
②名刺の渡し方、受け方(ペアワーク)
③同時交換(PW)
(2)訪問対応
①訪問対応の流れ
②上座と下座(GW)
(3)来客対応
①来客対応の流れ
②お茶の出し方(GW)
■コミュニケーション①関係構築
(1)傾聴
(2)承認
社会人としてのコミュニケーションをとる目的は、周囲と関係構築し、業務遂行していくことであることを理解する。関係構築するためにコミュニケーションの基本は傾聴から始まることを理解する。傾聴を実践することで、傾聴が相手に与える印象と、日常意識しないと傾聴できていないことを自覚する。
承認するために語彙力、観察力が必要であることを理解し、効果的な承認をするための5つのステップを学ぶことで、周囲から好感を持たれるコミュニケーションを取れるようになる。
<内容>
(1)傾聴
①好感の持たれる会話展開
②傾聴の仕方(PW)
③傾聴の効果
(2)承認
①あなたの承認力は?(PW)
②承認の効果
③承認の5段階
■コミュニケーション②業務遂行
(1)説明力
(2)引き出し力
(3)提案力
相手に自分の考えを理解・納得・賛同・共感してもらうために、論理的な理解・納得につながる会話展開と、賛同・共感につながるための会話展開を身に付ける。
上司・お客様の話を漏らさず聞き、メモに残すための質問のポイントを理解する。
相手に受け入れられやすい提案をするために、相手の課題を見つけるポイント、解決策の提示に必要なロジックの積み立て方、ストーリーの構築の仕方の基礎を学ぶ。
<内容>
(1)説明力
①理解・納得してもらう会話展開
PREP 結起承転結 ホールパート
②賛同・共感の持たれる話し方(GW)
ストーリーと比喩 クッション言葉
(2)引き出し力(GW)
①質問のポイント
②PREP質問
(3)提案力
①受け入れてもらえる提案とは(GW)
②課題の発見
③解決策の提示
ロジックとストーリー(GW)
■業務を円滑に回す報連相
(1)報連相の目的
(2)報連相シュミレーション
大事だと理解していても、出来ているつもりになりがちな報連相について、チームで話し合いながら、なぜ重要かという観点から、そのために何を報連相したらいいのか、ということを自分たちで考えることで、気づきにつながります。
設定を変えながらいくつかの報連相ワークをすることで、意識していないと抜け、漏れがあることを体感することができます。
<内容>
(1)報連相の目的
①なぜ報連相が重要か(GW)
②ヒヤリハットの法則
③報連相のポイント(GW)
(2)報連相シュミレーション
▼研修のウリ!
講義の時間40%、ワーク、双方向コミュニケーションの時間60%とワークの時間を多めにとってあり楽しくリラックスした状態で学べることを大切にしています。
一つの知識、スキルを伝える時に一つのワークで実践していき、感想を共有し感想に対してフィードバックしていくことで、理解を気づきに変えていきます。
講師からのメッセージ

KEIICHI YOSHIMOTO吉本 恵一
社会人としての土台となるビジネスマナーは、相手への思いやりを表現したものである、という考え方をメインメッセージとして伝えていきたいと思っています。そのために目配り、気配り、心配りをすることがすべての基礎になる、と考えております。この心の在り方が土台となって、名刺交換やコミュニケーションスキル、敬語、報連相スキル等のスキルを身に付けていくことで、相手から好感を持っていただき、成果をあげていく社会人になることが出来る、ということをお伝えしたいと思います。
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