主体的な前進を生み出す思考力のみがき方クリアーな自分で毎日を軽やかに/3時間30分

こんな課題に対する研修です
多くのマネージャーが、若手の社員には自分で考え、行動し、振り返るという成長のサイクルを高速で回して欲しいと願っているのではないかと思います。しかし、若手の社員ほど自らの選択に恐れや不安を感じて立ち止まってしまったり、そもそもどんな観点で物事を考えたらいいのかが分からなかったりします。つまり「悩んで」しまうのです。「悩む」と「考える」は全くの別物です。「主体的な前進を生み出す思考力のみがき方講座」では、悩むと考えるの違いを理解していただき、自分で考えて仮説を構築するために必要なスキルと心構えを身につけていただきます。その上で、自分の状態をクリアーにし、毎日軽やかに前進を作るためのセルフコミュニケーションの要点を覚えていただきます。
対象者
新入社員〜若手社員
研修の期待される効果

まずは自分で考えてみて欲しいが、なかなかアウトプットがまとまらない様子でモヤモヤする
行動をし続けることで成長につなげて欲しいが、思い悩んで立ち止まってしまっている

セルフコミュニーケーションの要点を理解し、自分の考えをきちんと整理して伝えることができる
悩むと考えるの違いをつかみ、仮説構築→アクションまでのスピードが向上する
研修プログラム例
社会変遷の流れを大きくつかんでいただき、これからの時代ではますます仮説構築→検証を高速で回し続ける必要があること、自分の頭で考えることの重要性を理解していただきます。
【内容】
・工業時代から知的生産時代へ
・VUCAの世界では考える力が一層必要
・これからの時代に求められるチームや個人の要素
・答えの出ない「問い」に取り組む準備としての哲学対話
2. 悩むと考えるの違い
悩むと考えるの違いを明確につかんでいただき、自分は悩んでいるのか、考えているのかを自己認識できるようになっていただきます。そのうで、自分で考えるための視点や視野を獲得いただくことを意図して、観察力の高め方について理解を深めていただきます。
【内容】
・悩むと考えるは何が違う?
・考える=正解探しではない
・悩むの3分類
・仮説構築のススメとコルブの経験学習サイクル
・VUCA時代に適応するOODAループ
・視点を持っていないものは見えない
・視点を獲得するための観察力
3. セルフコミュニーケーションの要点
このパートでは、自分自身との適切なコミュニケーションについて学んでいただきます。ストレッチゾーンの目標を立てて、目標に自分を引き上げてもらう重要性や、適切な問いが、適切な結果を生み出すことを理解いただきます。
【内容】
・目標設定のコツ
・ストレッチゾーン、パニックゾーン
・人の行動を司る2つの動機
・自分への声がけで意識すべきポイント
・「問い」の種類
・自分が無意識のうちに考えている「問い」の察知と適切な形への変換による顕在化
4. ツールを用いて自分の考えを整理
最後に、自分の思考を整理・可視化するための手法として、マインドマップの使い方を習得していただきます。思考が散らかっている時ほど、マインドマップ等のツールを用いて、自分の気持ちや感覚を紙に落とし込み、客観的に見つめてから次のアクションを起こすことの大切さを理解いただき、日常で使えるようになっていただきます。
【内容】
・マインドマップの機能と特徴
・マインドマップの書き方
・マインドマップ
▼研修のウリ!
自分で考えることの重要性を、時代背景や成長のプロセスと関連づけて、様々な角度から若手社員の方々にご理解いただきます。その上で、日常に戻った際でも1人で「考える」ことに向き合えるよう、思考の手助けとなるツールの使い方を持ち帰っていただきます。
お客様の声
これまで自分は、あれこれと悩んでしまってなかなか行動に移すことができない時がよくありました。マインドマップは初めて書いたのですが、こうして自分の考えていることを見つめてみると、自然と考えがまとまってきて、こうしたいなあという思いが湧いて来ました。これからも何か悩み始めた時には、紙に自分の考えを書き出してみるということを続けてみたいです。
講師からのメッセージ

YOSUKE AINAI相内 洋輔
私はプロコーチとして、前進を作りたい数多くの若者とセッションをしております。私自身もそうだったのですが、考える対象についての適切な観点を持っていないと、ただただ悩みが深まるだけで、考えそのものは全く深まらないんですよね。この時の停滞感ほど苦しいものはありません。本研修では若手社員の皆さんがこうした状態に陥り立ち止まることがないよう、物事を考えるための観察力の高め方と、機能するセルフコミュニケーションのコツを身につけていただきます。研修を機に、「自分で考えるって楽しい!」と思える方々が増えましたらとても嬉しいです。
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