独裁者タイプの上司と、うまく関わっていけるようにしたい。そのコツは?


Q 上司が独裁者タイプでどのようにコミュニケーションをとればいいのかわからず困っています。何かコツがあれば教えてください。
A 上司が独裁者タイプだと、ものすごく関わりにくいですよね。
よく、プライドが高い部下は厄介だと言う人もいますが、プライドが高く支配的な上司は、力を持っているだけに、それ以上に厄介です。プライドが高い部下タイプだった人がそのまま昇進して上司になることも多く、部下としては関わりにくいと感じてしまいます。

ここでは、独裁者タイプの上司と関わるコツをいくつかご紹介します。普段関わるときの意識を変えるだけで、上司が受ける印象を良いものに変えることができるので、参考にしてくださいね。

○積極的に関わり、報告する
独裁者タイプの上司とは、できるだけ関わりたくないと思いますよね。確かに、自分が攻撃される可能性を考えると、できるだけ関わらずに済ませようと思うのは、自然な心理です。

しかし、そのような考え方だと、いつまで経っても上司との関係は改善されません。仕事上どうしても関わる必要がある時が出てくるでしょうし、いつまでも避けておくというわけにはいきません。

また、独裁者タイプの上司は、消極的な部下を嫌う傾向があります。生意気な部下を好むわけでもありませんが、消極的で自分がないように見える部下のことも、同じくらいに嫌います。ついつい一言言いたくなるんですね。

「最近の若い奴はやる気がない。自分のときは…」と語りだすのは、プライドが高い独裁者タイプによくあることです。

そこで、あえて積極的に独裁者タイプに関わるようにしましょう。独裁者タイプの上司は何かと人に敬遠されがちなので、積極的に関わるタイプを新鮮に感じます。上司に気に入られる可能性も高く、意外と得になることがあるんです。

また、単にコミュニケーションをとりにいくのではなく、日頃から上司にきちんと報告することを意識したいですね。

独裁者タイプの上司は自分でできるだけ物事を把握したいと思っています。自分が知らないところで話が進むことをひどく嫌います。言わなくてもいいかなと思うことでも、できるだけ報告するようにしましょう。

独裁者タイプの上司はメンツを気にする傾向があるので、無断で他の上司に相談に行ったとか、自己判断でプロジェクトを進めて独裁者タイプの上司を無視する形になったということがないようにしましょう。

自分で動くことは大事なことですが、きちんと報告するようにしてください。どうしてそのような行動をしたのか説明できることが大事です。きちんと説明して独裁者タイプの上司のメンツを傷つけないようにすれば、受け入れてくれる可能性が高まります。

○態度や表情に気をつける
独裁者タイプの上司と接するときは、言葉よりも態度や表情に気をつけてください。目は口ほどに物を言うという言葉がありますよね。それくらい、表情というものは、相手にメッセージを伝えてしまいます。

言葉遣いを丁寧にしていても、態度や表情が良いものでなければ、上司はあなたのことを悪く感じてしまいます。「こいつは俺のこと嫌いだな。生意気だ」などと思われる可能性があります。独裁者タイプの上司と関わるときは、言葉遣いだけではなく、態度や表情にも気を配るようにしましょう。

○ほめるときは、その人の行動や成果など具体的に
独裁者タイプの上司の機嫌をとろうと、ほめたり持ち上げたりすることもあるでしょう。しかし、独裁者タイプは、人のお世辞に敏感なことが多いです。本心じゃないなと思われると、逆効果になってしまいます。

そこでおすすめなのが、上司の行動や成果など、具体的ではっきりとしていることをほめるということです。プライドが高い人にとって、自分の普段の行動や実績が評価されることは嬉しいです。相手のプライドが満たされるようなほめ方をすることで、機嫌をとることができるんですね。できるだけ客観的に見ても評価されるようなことをほめると、うまくいきやすいと覚えておきましょう。

○質問の仕方を工夫する
独裁者タイプの上司に質問したいときは、漠然と意見を求めるのではなく、工夫して質問することを意識しましょう。具体的には次の2点を意識するといいです。

・上司のプライドを満たしつつ質問
上司に質問をするときは、「2、3分ほどお時間よろしいでしょうか」と許可をとり「○○の件でご指導をしていただきたく」などと指導を請うような姿勢を示すといいでしょう。上司のプライドを満たすように質問することで、上司も素直に話を聞いてくれます。

・要点を絞ってから質問
どうしたらいいでしょうかと聞くだけだと、上司は「自分でもっと考えろよ…」と思ってしまいます。そこで、「○○と○○○というアイデアがあります」「私は○○した方がいいと思うのですが、○○という懸念があります。このまま進めてもよろしいでしょうか」など、自分の考えや、上司に考えて欲しいポイントなどを絞って質問することがおすすめです。こうすることで、上司も状況が把握しやすく、質問に対応できます。

講師からのメッセージ

Sakura Yamaguchi山口 桜

 

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