リーダーになり仕事がうまくいかなくなってしまった。原因と解決方法とは?


Q プレーヤー時代は仕事が順調だったのですが、リーダーになった途端仕事がうまくいきません。特に部下がついてきてくれないと感じています。どうしたらいいでしょうか。
A プレーヤー時代の自分とリーダーとしての自分は別なのだという自覚を持つことから始めましょう。
優秀なプレーヤーが優秀な監督になるとは限らないと言われるように、ビジネスにおいても、リーダーになった途端仕事がうまくいかなくなるという人は多いです。原因は、プレーヤー時代の自分を引きずっていることがあげられます。

「自分のやり方はこうだ」、「自分だったらできるのに」「どうして目標に向かって動かない」などと考えてしまい、部下との溝は深まるばかり…焦ってよくない行動を繰り返し、悪循環に陥ってしまいます。

いいリーダーになるためには、部下と適切なコミュニケーションをとることが必要不可欠です。部下とうまくコミュニケーションをとることができれば、チームは大きな成果を得ることができるでしょう。

そこでここでは、部下とのコミュニケーションのコツをご紹介します。コーチングにも関わってくる内容ですので、参考にしてみてください。

○こだわりすぎない
まず最初に、色々なことについて、こだわりすぎないようにしましょう。部下とのコミュニケーションがうまくいっていないときは、リーダーがこだわりを持ちすぎていることがほとんどです。

・自分のやり方を押し付けている
・自分はできたからできるはずだと言っている
・目標達成にこだわってその話ばかりする

というように、自分の価値観にこだわって、部下のことを無視していることをやっています。そんなことはないとか、仕事だから仕方ないと思うかもしれませんが、その考えや認識が、現状を生み出しているということを認めない限り、現状を変えることはできません。

まずはこだわりすぎている自分を認めることから始めてください。そして、柔軟な態度をとる必要があるのだということを理解しましょう。

○部下に興味を持ち、部下を知る
部下と円滑なコミュニケーションをとるためには、部下のことを知る必要があります。優秀なプレーヤーだった人は、部下の人柄など仕事に関係がなさそうなことを軽視してしまうことがあります。部下は駒ではなく人ですから、部下のことを知ろうという気持ちを持たなければ、コミュニケーションをとることはできません。

部下がどういうことに興味があり、何が得意なのか知ることで、仕事の任せ方を検討しなおすことができますし、雑談もしやすくなります。

○人は理屈だけでは動かないと知る
優秀なプレーヤーだった人は、とてもロジカルです。理屈でものを考えることが上手で、理解力に長けています。

しかし、そのような人は、理屈を重視しすぎるきらいがあります。理屈は確かに大事なのですが、感情も同じくらい大事です。感情を伴わなければ、人は動きません。部下とうまくコミュニケーションがとれないのは、部下の感情を軽視しているからでしょう。

人は理屈だけでは動かない、相手の気持ちを考え、共感することも大事なんだと認識を改めましょう。

○積極的に話しかける
部下の立場からすると、上司には話しかけにくいです。特に仕事がうまくいかず難しい顔をしている上司に話しかけたいと思う人はいないでしょう。

そこで、こちらから積極的に話しかけるようにしてください。部下の仕事の様子を確認することにもつながりますし、部下も話しかけられることであなたに慣れていき、自分からコミュニケーションをとりやすくなります。

部下を動かすためには自分から動いていく必要があるのです。

○話をきちんと聴く
部下と話をするときは、きちんと相手の話を聴くようにしましょう。ただ話を聴くのでは駄目で、部下が何を話したいのか、何に共感して欲しいのかということを意識しながら話します。そうすることで、部下は話を聴いてもらえた、わかってもらえたという気持ちになり、あなたと話したいと思うようになります。

また、よくいるのが、「いつでも相談に来い」と言いつつ、いざ部下が質問に来たら「今は忙しい」などと言って話を聞かない上司です。これでは部下は話しかけたいと思うわけがありません。部下が話に来たら、きちんと話を聞くようにしましょう。

忙しい場合でも、端的にまとめてもらうとか、言いたいことをまずは言うというようにあらかじめ質問の方法を指導しておくというように対策を立てることは可能です。

○行動をほめて行動を叱る
部下とのコミュニケーションは、雑談や業務連絡以外にも、部下のことをほめたり叱ったりするということがあげられます。

ほめることと叱ることのコツは、行動をほめたり叱ったりすることです。それがどうしていいことなのか、悪いことなのかわかるようにすることで、部下の行動をいい方向に導くことができます。

部下がついてこない上司は、これができていません。ついつい部下の人格に触れてしまいます。それでは反感を生むだけで、感情的に納得してもらえませんし、信頼関係を築くことはできません。

○まとめ
いかがでしたでしょうか。
プレーヤーと、部下を束ねるリーダーとでは、コミュニケーションの取り方や気をつけるべきポイントが異なってきます。チームが大きな成果をあげるためには、自分だけの力だけでなく、部下の働きも重要になってきます。部下が成果をあげることができるよう、コミュニケーションを取っていくことを心がけましょう。そうすることで、自然とよいリーダーに近づき、仕事もうまくいくようになります。

講師からのメッセージ

Sakura Yamaguchi山口 桜

山口桜(ガイアモーレ株式会社)

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